クレジットカードを持っていなくても誰でも後払いができるサービスが「np後払い」です。
その「np後払い」の利用者が増えてきた頃に 後にリリースされたサービスが「atone (アトネ)」です。こちらもカードなしで後払いが可能です。そうなってくると・・
np後払い、atone (アトネ)の違いは?
ここが気になります。
np後払い、atone (アトネ)を利用する場面・使い勝手の違いとは
利用できるショップ・利用上限・限度額の違い
アトネが優れているポイントとは
まず、多くの方が支持している「NP後払い」の概要、次に「アトネ」の概要、両サービスの相違点、お得な使い方をチェックします。
NP後払いの手数料はいくら?(決済するときの手数料)
NP後払いで後払い決済をすると、利用者は手数料を支払う必要がありますが、この手数料は利用するショップによって金額が違います。
手数料の金額は(株)ネットプロテクションズが設定しているのではなく・・
ショップ側は、NP後払いの手数料:0円~380円の中でちょうど良い金額を設定しますが、ほとんどのショップが・・
これが平均的な相場になっており、これに習って手数料を設定しているショップがほとんどです。例えば、アディダスのオンラインショップでは・・
手数料一律209円(税込)となります。
商品を購入するときは、商品の代金+送料、そして、NP後払いの手数料が加算されます。
コンビニ払いをするときの手数料は?
NP後払いは、後で支払いについての明細と請求書が届きますが、その中に同封されている振り込み用紙を使って支払います。支払い方法は・・
「コンビニ払い」「LINE Pay」「郵便局払い」「銀行振込」からお選びいただけます。
どの支払い方法を選んだ場合でも、支払い時の手数料はありません(無料です)。
NP後払いはクレジットカードを持ちたくない(持てない方)に人気
NP後払いを利用する方は、他の決済方法を使わない理由があります。
お金を払う前に商品が間違っていないか確認したい
クレジットカードを使うと情報漏洩が心配
代引きのように現金を準備して待つ必要がない
「NP後払い」を利用する手数料がかかっても、先に商品をチェックしてから商品代金の支払いができるので安心できます。
代引きで購入するときは在宅して支払いをする必要があります。もしくは誰かに受け取り+代金の支払いをお願いしますが、支払いを頼むことが気まずいならNP後払いが便利です。
利用できる限度額は55,000円(税込)
NP後払いは一人で利用できる限度額として55,000円が設定されています。
ショッピングで決済してから二週間以内に支払いを完了する必要があるのですが、その支払いがまだ済んでいない段階なら利用できる限度額は・・
こうなります。支払いを終えた後には、また限度額が55,000円まで戻るルールになっています。
この限度額のルールには、家族が利用しているNP後払いの未払い金も影響しています。こちらで詳しくまとめています。
NP後払いを利用して商品の注文・購入までの流れ
NP後払いを利用して商品を購入すると、このような流れになります。
NP後払いを利用して通販で商品を購入する場合 | |
1 | ネットショップで商品をカートに入れて「NP後払い」を選択して決定する |
2 | ショップが審査をして、結果を基に商品が発送される |
3 | お客さん側に商品が到着する |
4 | 払込用紙付きの請求書がお客さんに届けられる |
5 | コンビニや郵便局や銀行で商品代金を支払う |
ポイントとなるのは、NP後払いの利用時には毎回のように審査がある事です。その審査は自宅の電話番号や住所、利用しているメールアドレスなど多くの情報を基に行われます。そのため・・
この可能性があります。
商品代金の支払い期限は2週間後と決められています。その期間内にコンビニか金融機関にて支払い用紙をもって支払いを完了します。
「NP後払い」の請求書は同胞されている場合もある
「NP後払い」を利用すると、商品の到着から数日経過してから請求書が届きます。請求書がいつ届くのか?についてはこちらでまとめています。
ですが、もう一つのパターンとして・・
この状態の商品が到着することもあります。
コンビニ払いは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、セイコーマート、コミュニティ・ストア、ミニストップなどが利用できます。
別の場所にいる方へプレゼントが贈れる
商品を購入してからプレゼントを準備するよりも、ネットショップから直接配送してもらった方が手間がかからず都合がよい場合があります。この時に気になるのが商品代金の支払いです。
クレジットカードで支払うと請求書・または領収書が同胞される
代引きで支払うと、プレゼントの相手がお金を支払うことになる
この問題を解決できるのが「NP後払い」です。請求書を分けて送付してもらえるネットショップで商品を購入すれば、未開封の状態で商品だけを相手に届けることができます。
NP後払いのメリット:カードのトラブルがない
「NP後払い」は、クレジットカード・電子マネーなど、他の支払い方法に比べて手数料がかかることがデメリットです。
しかし、先に商品を受取って中身を確認してから後から支払いできます。そのため・・
このメリットがあります。
最近ではクレジットカードのセキュリティ問題が話題になることも多くなりましたが、「NP後払い」ではカードそのものが作られないので「カードが悪用される」トラブルに遭遇することはありません。
atone(アトネ)とは?
「カードがいらないやさしい後払い決済」として注目を集めているのがatone(アトネ)です。
ネットショップ+実店舗でも利用できる
クレジットカード不要で後払い
ポイントが付与される
atone(アトネ)は、np後払いにはなかったサービスがいくつもありますが、中でも便利なのがスマホアプリにて・・
これまで利用した履歴
現在の利用可能額
これらを確認できることです。後払いのショッピングの支払いサイクルが楽に予想できるので助かります。
基本のルールとして5万円(税込み)を限度額としているので、つい買いすぎてしまう方も気楽にショッピングを楽しめます。
np後払い・atone (アトネ)の違いを比較する
np後払い・atone (アトネ)ともに利用方法などを見てきましたが、ここで両者の違いをまとめます。
np後払い atone(アトネ)の違いを比較 | ||
atone | np後払い | |
利用する方法 | スマホ | PC・スマホ・電話 |
支払い方法 | コンビニ・口座振替・LINE pay | コンビニ・郵便局・銀行・LINE pay |
利用限度額 | 50,000円から | 55,000円 |
支払いの期限 | 月締め翌月20日払い | 商品発送から14日後 |
明細書・請求書 | 翌月にまとめて | 購入の都度発行 |
利用詳細の確認 | スマホで即時 | 会員は専用サイトで |
atoneの利用限度額は、利用実績に応じて50,000円から上昇していきます。この利用実績とは「今 大量買いするとアップしてくれる」ということではありません。
ご利用上限額は過去の買い物(累計)から決まる
今月 限度額まで大量買い → すぐ限度額アップではない
このあたりはクレジットカードの信用と同じ考え方になります。「毎月たくさん利用・支払い期限までに真面目に支払い」これを続けていくと、翌年以降あたりから利用限度額アップが期待できるかもしれません。
atoneのメリット:利用料金は翌月にまとめて請求
np後払いとatoneの違いで大きいのは、支払いサイクルです。
np後払いは2週間後が支払いの期限であるのに対して、atoneは・・
1月分の利用料金をまとめて決済できます。例えば、月の初めに購入すると・・50日以上後の支払いになるので、np後払いの14日後と比べて非常にメリットがあります。
これだけ支払いまでの期限が長いなら、その間に給料日がくることを想定してショッピングができます。
np後払いとアトネの違い:決済したときのコスト
np後払いとアトネの違いに決済時の手数料があります。これは、商品を買った後の「お金を支払うときの手数料」ではなく、決済をするときの手数料です。つまり・・
カートに商品を入れて → 決済ボタンを押す
この手続きをするときに必要となる手数料です。
まずはnp後払いからです。加盟店であるGUの場合は・・
1回のご注文につき、お支払い手数料180円をご負担いただきます。
注文を1回するごとに180円です。同様に、アディダスのネットショップでは209円の手数料が必要になります。この決済時の手数料はネットショップ側が自由に設定できますが、およそ平均で200円前後となっています。
次にアトネの場合、決済するときの手数料は・・
決済時にかかる費用 = 無料
こうなります。ショッピングの頻度が多い方なら、この手数料の違いは気になるところです。
np後払いとの違い:請求手数料 209 円 (税込) とは?
この手数料は、商品が到着後、請求書を持って支払いに行くときの手数料です。先に説明した決済時の手数料とは別です。
np後払いですが利用した料金を支払うときに・・
コンビニ・LINE Pay・ドラッグストア、郵便局でお支払いの場合、振込手数料はかかりません。
それに対して、atoneの場合には支払い方法によっては手数料が加算されます。発生するのは、翌月の引き落としのときです。つまり、1月に1回だけ手数料がかかります。
全部で4つの支払い方法があります。
Loppi/Famiポート・・請求手数料 209円(税込み)
電子バーコード・・請求手数料 209円(税込み)
はがき請求書・・請求手数料 209円(税込み)
上記3つはすべてコンビニで支払うときに必要な請求手数料です。もう一つ、4つめの支払い方法:口座振替は無料です(手数料はかかりません)。
np後払い・atone (アトネ)ともに自宅で支払いOK
np後払いのサービスを利用している方に多かった不満が・・
コンビニ行くのダルい!自宅で支払いしたい
これでした。
ですが、この問題はすでに解消しています。np後払い・atone (アトネ)ともにネットバンクの利用が可能、LINE payも使えます。利用するときは、ご請求金額や請求管理番号の下にある「収納用バーコード」をスマホで読みとります。
np後払い・atone (アトネ)ともにAmazonでは利用できない
ネットショッピングをよく利用する方なら、品揃えが多く安いAmazonで商品の価格をチェックすることが多いはずです。ですが・・
クレカ払い・電子マネー・コンビニ払い・d払い・auかんたん決済など、多くの決済が利用できるAmazonですが、np後払いとatoneには対応していません。
まとめ:np後払い atone (アトネ)の違い・上限 限度額
スマホでネットショッピングをするとき、後払いができる「np後払い・atone」どちらも使い勝手が良く手軽に使えるので評価が高くなっています。
atoneはスマホで現在までの利用額や、履歴のチェックもでき、支払いまでの期日にも余裕があるので非常に助かります。